選挙用動画撮影及び制作
政治家の政見放送や政治活動等の動画をYouTube(ユーチューブ)やUstream(ユーストリーム)等の動画コンテンツ共有サイトにアップロードし、WEBサイトやブログ、フェイスブックページ上で公開することは非常に効果的です。
当社では動画共有サイトにアップロードする動画撮影及び動画制作サービスを行っております。
動画コンテンツの大きな役割は、ユーザーに対しての「イメージ戦略」です。
「表情」「声のトーン」「話し方」「言葉づかい」「話すスピード」といったものをユーザーに「視覚的」に訴えかけることが可能になるため、政治家のイメージ戦略に大きな意味を持ちます。
つまり政治家の「イメージ戦略」の一環と考え、動画コンテンツを準備しましょう。
視聴者がキーワード検索を行うことを想定して、動画コンテンツのタイトル等の設定を行うこともポイントです。
WEBサイト(ホームページ)やフェイスブックページに動画コンテンツを閲覧できるように設定して、動画を閲覧する視聴者を増やすような施策を行いましょう。
動画コンテンツのチェック項目
- 自身の政策を分かりやすく、明確に伝えることができているか?
- 明るく、親しみやすい表情になっているか?
- 声のトーンは高すぎたり、低すぎたりしていないか?
- 元気で、明るい話し方になっているか?
- 正しい言葉使いで伝えているか?
- 視聴者が聞き取りやすいスピードで伝えているか?
- 視聴者の検索を想定したタイトル等の設定がされているか?
- 動画コンテンツをWEBサイトやフェイスブックページに設定しているか?
またもう1つの重要な点として、動画コンテンツが公職選挙法に抵触していないかどうかのチェックは必ず行いましょう。
YouTube(ユーチューブ)に関して
YouTube(ユーチューブ)(http://www.youtube.com/)とは、動画コンテンツ共有サイトです。
会員登録をすることにより誰でも容量100MB、再生時間10分以内の動画ファイルをアップロードし公開することができます。

YouTube(ユーチューブ)上で公開された動画は、会員登録をしていないユーザーでも無料で閲覧することができます。
閲覧したい動画のキーワード検索も行うことができ、会員登録したユーザーはさらに閲覧した動画に対するコメントを投稿したり、動画を5段階で評価する事も可能です。
YouTube(ユーチューブ)は、フェイスブック、Twitter(ツイッター)、Google+(グーグルプラス)といったSNSと簡単に連動することができます。
Ustream(ユーストリーム)に関して
Ustream(ユーストリーム)(http://www.ustream.tv/)とは、無料で動画放送(ブロードキャスト)ができるサービスです。YouTubeが録画した動画コンテンツを配信するサービスに対して、Ustreamは、撮影した動画をそのままライブ配信ができる点がサービス内容の違いです。
また、長時間のライブ配信が可能です。
Ustreamは、企業のCMやアーティストのライブ生中継、一般ユーザーのオリジナル番組まで様々な番組が配信されています。
また、ツイッターとの連動が可能で、ユーザーはライブの映像を見ながらその映像に対してツイッターを活用して「つぶやく」ことができます。
今後は多くの政治家がUstreamによる放送を活用して選挙戦に臨むと予想されます。

ニコニコ動画に関して
ニコニコ動画(http://www.nicovideo.jp/)とは、国内企業のメールサービス会社のニワンゴが提供する動画共有サイトです。
また、ニコニコ動画モバイルと称した携帯電話やスマートフォン端末向けのサービスも提供しています。
ニコニコ動画は、フェイスブック、ツイッターといったSNSと簡単に連動することができます。

動画配信サービスを用いた選挙運動での注意点
政治家の演説動画をYouTubeやUstream等の動画コンテンツ共有サイトにアップロードし、WEBサイトやブログ、フェイスブックページ上で公開するのは非常に効果的ではあると思われますが、一般有権者が自分のWEBサイトやブログ、SNS上にアップロード、公開を行うのは「選挙運動放送の制限(公職選挙法)違反」に問われる可能性があります。
動画をYouTubeやUstream等にアップロードし、WEBサイトやブログ、フェイスブックページ等で公開する際は、「禁止事項」等を明記する必要性があります。
動画コンテンツのチェックポイント
- 動画の再生回数(閲覧回数)
- 動画に対しての視聴者からの反応(コメント数・評価)
動画コンテンツのチェックポイントは、まず第1に「動画の再生回数」です。
これは動画がどれだけ閲覧されたかを示す指標となります。
「再生回数(閲覧数)が多く、かつ「動画に対しての視聴者からの反応」が多い動画コンテンツが理想的であると言えます。
動画コンテンツの活用を開始したら、再生回数がきちんと増加しているかどうかを必ずチェックしましょう。
動画コンテンツを活用したにも関わらず、再生回数がほとんど増えていないといった場合には改善が必要です。
また、もう1つのチェックポイントとしては、動画コンテンツに対して視聴者からどういった反応があるかをチェックすることが重要です。
例えば、YouTubeを例にとると、
- 動画コンテンツに対して、どの程度コメントが付加されているか。
- 動画コンテンツに対して、どのようなコメントが付加されているか。
これらを視聴者からの反応と言います。
より多くの視聴者から反応がある動画コンテンツというのは、言い換えれば「多くの視聴者が興味を持っている動画コンテンツ」ということです。
「視聴者のコメント=有権者の声」と捉え、コメント内容や傾向を詳細に分析することで、政治家のイメージ戦略に役立てることができます。